海外駐在員からのメッセージ

Message From

THAILAND

深澤 浩太Fukasawa Kota

2003年入社

出向前/生産統括部
出向先/ユニプレスタイ会社(UPT)
Production Control Department(生産統括)

現地での仕事内容

私はタイで生産管理の仕事に携わっており、部品納入の管理やトラブル処理、新車立上の進捗や物流関連など仕事内容は多岐にわたります。タイでは当社の他拠点と違って自社工場を持っていませんので、各協力会社に生産を委託しています。お客様と協力会社の間に入って調整する業務がメインですので、思うようにいかない課題も沢山ありますが、現地社員と協力して業務を遂行しています。

日本との違い

仕事面では、日本でも同じ生産管理部門に所属していましたが、求められる範囲や質が大きく異なります。生産管理に関することはもちろん、会社全体が円滑に回るように部門の垣根を越えた臨機応変な対応が必要になります。また、与えられる役職も変わり、日本では一般社員でしたがタイでは部下のマネジメントが求められますので、若いうちにとても良い経験を積ませてもらっています。
生活面では、日本と変わらない衣食住で生活できますが、より現地に近い生活感を味わうこともできます。例えば、自分はタイ各地のビーチリゾートへの旅行にハマり色々な所に行っています。エメラルドグリーンに輝く海に囲まれてゆっくりと過ごす時間は最高です。連休はほとんど日本に帰らずにタイでのバカンスを満喫しています。

現地の社員とのエピソード

現地の社員とは仕事以外の時間で楽しい思い出がたくさんあります。タイの方は基本的に陽気で明るい性格ですので直ぐに仲良くなれますし、皆でわいわいする事が大好きです。例えば、会社では毎年年末に忘年会ではなくクリスマスパーティーを開催しています。ゲームやカラオケ、プレゼントを準備して楽しむのですが、特に日本人がカラオケを歌ったりすると一緒に踊って大盛り上がりです。また個人的には、タイに来て間もない時に社員数名にパタヤという観光地に連れて行ってもらいました。ビーチ沿いにあるコテージに泊まり、生まれて初めてバンジージャンプを経験したり、夜にはバーベキューをして朝まで飲んで楽しい時間を過ごしました。

海外勤務ならではの魅力と苦心点

自分が思う海外勤務での魅力は、海外の知らない土地で仕事や生活をするという経験によって、日本人独自の固定観念に気付き、柔軟な思考や応用力が自然と身に付くところだと思います。海外では、言葉が通じない上に、日本人の考え方や思いがうまく伝わらないことが良くあります。そうした時に、まずは現地の習慣や国民性を理解して慣れることが大切で、相手の意見やアイデアを尊重して、間違っていることは丁寧に時間をかけて理解してもらう根気が必要です。このような経験を積むことで視野が広がり、フレキシブルな考え方ができるようになると思います。