海外駐在員からのメッセージ

Message From

MEXICO

髙橋 遥Takahashi Haruka

2017年入社

出向前/TM業務部
出向先/ユニプレスメキシコ会社(UPM)
PLANTA DE TRANSMISION CONTROL DE PRODUCCION
(TM部品工場 生産管理課 管理G)

現地での仕事内容

私は中途でユニプレスに入社し、日本で一通り業務を覚えてから、家族帯同でメキシコに出向となりました。メキシコでは、トランスミッション部品に関わる管理会計を通して、現地拠点の経営に関わる重要な意思決定をサポートする役割を担っています。主には、メキシコにおけるトランスミッション部品事業の収益管理、部品の原価管理や原価低減、固定資産の管理といった仕事を行っています。利益目標を達成するために、会社の財務状況を分析し、将来の収益予測やこれに基づく原価低減(合理化)活動の推進、業務の現地化(日本にある本社に頼らず、現地だけで仕事できるようにすること)が私の役割です。

日本との違い

仕事面では働き方に対する考え方の違いがあります。日本と同じ感覚ではうまくいきません。時間や納期に対する認識や責任意識など、「やってくれるだろう」と主体的・能動的な仕事を期待すると思うようにいかないことがあります。そのような時は単に指示をするだけでなく、業務の目的や納期を守る必要性を都度説明するよう心掛けています。
生活面では、せかせかせず楽観的な風土を感じられます。日本と比べると日用品や食材などの品数は少なく、サービス品質も高望みできませんが、その分おおらかで細かいことは気にしない気質の人々が多いと思います。

現地の社員とのエピソード

とにかくメキシコの方は祝い事やお祭りが大好きなので、会社でも頻繁にイベントがあります。なるべくそれらのイベントに参加し、現地スタッフと交流するようにしています。クリスマスにはプレゼント交換会がありました。事前にくじで渡す相手を決めておき、当日まで内緒にしておきます。誰に何をもらうか分からないので、当日は皆そわそわしていました。私はお気に入りのテキーラをいただきました。

海外勤務ならではの魅力と苦心点

魅力は自分の考えていること、やりたいことが実現しやすい環境にあることです。メキシコのトランスミッション工場は設立から4年程度しか経っていないので、まだまだ課題も多いです。日本にいた時と比べ、業務範囲は広く大変ですが、その分経験が積めますし、様々な角度から業務に取り組むことが可能です。
言葉の違い、文化の違い、考え方の違いで衝突することは度々ありますが、それらを乗り越えて目標達成できた時はやりがいを感じます。異なる文化の方と一緒に働く機会は貴重ですし、ポジティブな見方でなるべく多くの価値観に触れ、自分の財産にしていきたいと考えています。