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UNITED KINGDOM

小野 翼Tsubasa Ono
2012年入社
出向前/営業部 車体部品ⅠG
出向先/UPUK Commercial Department
現地での仕事
私の所属部署は日本でいう営業部です。新車の受注活動、見積作成、量産及び試作部品契約、各種費用回収等が主な業務です。私は、その中で、得意先との様々な交渉事やそれに必要な資料作成、現地スタッフへのアドバイスや育成、ユニプレス本社との橋渡し役といった仕事を主に行っています。得意先との交渉の中において、関連部署と連携しながら、今までの経験やアイデアを活かし、いかに適切な価格で契約を締結できるかが最重要課題です。
日本との違い
仕事面で違いを感じたのは仕事の任せ方です。日本では細かな進捗管理や状況確認を行うのが普通でしたが、こちらでは「仕事を頼んだら信頼して任せ、あれこれ細かいことを言わず、しかし相談にはしっかりと対応する」という考え方が一般的のように感じます。例えば、プロジェクトの進捗状況を確認する会議で、こちらが「スケジュール通り進んでいます。問題ないです。」と回答した際、日本人からは「品質はどのような状況なのか、現在はどの工程なのか、出荷日程は予定通りなのか」といった具体的で細かい質問が返ってきますが、相手がイギリス人だけの場合は、「OK,thank you very much!」で終わり、すぐに次の議題に進みます。どちらも一長一短ですが、日英の違いを実感した場面でした。
生活面では、日本と比べて人と人との距離が近いことをとても感じます(物理的にも心理的にも)。最近はコロナ禍のため、物理的距離は意識して離していますが、心理的にはこの近さをありがたく感じています。赴任直後で何も分からない時に、同僚が「スーパーはどこがいい、アパートはきれいか、運転は大丈夫か」などと、毎日気にかけてくれました。街を歩けば、知らない人から挨拶されたり、ちょっとした立ち話をすることもあります。スーパーで何を買うか悩んでいたら、店員でもないのにサーモン丸々1匹をオススメしてくる若者がいたり、レジの際に「寒いね」なんて話したりします。単身赴任の寂しさを紛らわせてくれる温かい日常です。

現地の社員とのエピソード
赴任してすぐにウェルカムパーティを開いてくれました。「バーで1、2杯飲んでから予約したメインのお店に行く」という流れが日本とは逆で新鮮でした。仕事中は概ね聞き取れる英語が、この時は本当に何を言っているのかわからない時間がかなりありました。仕事中は気を使って分かりやすく(アクセントとスピード抑え目で)話してくれているんだなと実感しました。話の内容はさっぱりでしたが、楽しい時間を共に過ごしたことでグッと仲良くなれたと思います。

海外勤務ならではの魅力と苦心点
海外拠点は日本の本社と比べ所帯が小さく、必然的に部署内のメンバーも少ないため自分の意見を発信しやすく、また受け入れられやすいことが大きな魅力です。自分の考えや意志で仕事を進めているという実感を得られます。一方で、その分責任も大きくなり、自分の一言で方向性が決まったり、現地スタッフが私の決断待ちという状況になったりするため、判断に求められるスピードと精度が日本時代より高く、やりがいであると同時に苦労する点でもあります。
また、北東イングランド訛りの英語を習得できることも個人的には魅力に感じています。