樹脂プレス技術
革新的な技術で、世界一軽い製品を。
発泡成形材を用いて、軽さに加え空力、耐熱、
吸音の複合性を備えた世界最量(当時)のフロアーアンダーカバー。
※従来製品に比べて50%(1.0kg/台)の軽量化を実現。2008年を基点(当社比)
インジェクション(射出成形)工法が用いられていた樹脂部品を、プレスでつくる。
樹脂事業は、車体プレスで蓄積した技術を応用した革新的な技術で、グローバルNo.1の軽さや、従来工法をはるかにしのぐ生産性を実現し、コスト競争力のあるプレス製品を提供しています。
今後は、車体骨格部品の樹脂化など新たな領域にチャレンジ。クルマの軽量化に大きく貢献していきます。
USS工法
2~3倍速のスピード成形を実現した、独自の技術。
材料を溶かしてシート状に伸ばし、連続してプレス成形する、ユニプレスが独自に考案した一貫生産システムです。インジェクション工法の2~3倍のスピードで成形でき、大型製品を薄く、軽く、低コストで生産できます。トリミングして残ったシートの断片は工程内リサイクルが可能です。製品に求められる軽さと剛性により、USM工法と使い分けています。
USM工法
インジェクション工法の1/2の加圧力で成形できる、樹脂プレス加工技術。
熱で溶かした樹脂を金型上に流し込み、プレス成形します。インジェクション工法の半分の圧力で成形できるため、小型の設備で幅広い製品に対応します。大型の樹脂製品も薄く、軽く、低コストで生産できます。リサイクル材の活用にも優れ、材料にグラスファイバーなどを混入することで高強度、高剛性の製品も成形できます。